Playbook — 使い方

作る → 説明する → 配る

作戦ボード(Playbook タブ)の使い方を、画面の図で説明します。図の番号は、下の説明の番号と対応しています。作戦ボード・説明モード・PDF は「Playbook Pro」の機能です。選手がコーチの配信を見るだけなら無料で使えます。

一覧(Playbook タブ)

Playbook タブの一覧画面
iPad の一覧(iPhone も同じ並び)
  1. 攻撃/守備 — 一覧に出す側を切り替えます。新しく作るプレーもこの側になります
  2. 配る — プレイブック・コールシート・リストバンドの PDF と、Excel(.xlsx)を作ります
  3. 使い方 — アプリの中でもこの説明を見られます
  4. 説明を見る — コーチの配信に参加します(Pro を購入していない選手は、Playbook タブの「配信中のコーチに参加する」から。無料)
  5. 設定 — チーム名(PDF に印刷)と守備の記号(× か ■)
  6. + — 章(ラン・パス・スペシャルなど)を選んで、新しいプレーを作ります

プレーを作る(作図の画面)

作図の画面
作図の画面(iPad 縦。iPhone では情報の欄は ⓘ の中)
  1. 隊形 — ひな形を選ぶと、自分のチームの 11 人がその隊形に並びます。守備のプレーでは「守備の型」を選びます
  2. 相手の守備 — カバレッジを選ぶと相手が並び、守る場所(ゾーン)が色で出ます。「割り当て」で表示を切り替えられます
  3. コール — 押すと、隊形+向き+プロテクション+モーション+コンセプトの順にコールを組み立てられます。候補にない言葉はそのまま入力できます
  4. 番号 — サイドラインで呼ぶ番号です。コールシートとリストバンドに載ります。同じ番号がほかのプレーにあると知らせます
  5. 説明モード — 盤を画面いっぱいにして、書き込みながら説明します(下で説明)
  6. 道具 — 下の表を参照。道具を選んでから盤の上をなぞります
  7. 再生 — 描いた通りに選手が動きます。線を描いていない守備は、選んだ型どおりに動きます
  8. 右上のボタン — 左から、1 つ前に戻す・メニュー(左右反転・選手の追加・線をすべて消す)・プレーの情報(名前・章・使う状況・覚える週・メモ)
移動選手をドラッグして動かします。タップで選ぶと、記号(WR・TE など)の変更や削除ができます
ルート選手から指でなぞるとルート(先が矢印)。描き直すと置き換わります
ブロック選手から指でなぞるとブロック(先が T の線)
モーション選手から指でなぞると、スナップ前のモーション(点線)。ルートはモーションの先から始まります
読み順WR をタップした順に、QB が読む順番(青い丸の数字)が付きます。もう一度タップすると外れます
消す消したい線をタップします

「使う状況」(1st & 10・3rd & 短・レッドゾーンなど)を付けておくと、コールシートでその区分に並びます。

記号の見方

アメリカの作戦図の書き方に合わせています。記号は「自分のチームか相手か」ではなく、攻撃か守備かで決まります。守備のプレーを作るときは、自分のチームが × で描かれます。

WR 攻撃の選手 センター M 守備の選手 M 守備(■ 表示) ルート ブロック モーション 1 QB の読む順番 線の色: 攻撃は黒、守備は赤。説明モードの書き込みは選んだペンの色

説明モード(ミーティング)

説明モードの画面
説明モード。赤い点線と丸はコーチの書き込み
  1. ペンと色 — 指や Apple Pencil でそのまま書けます。色は 4 色
  2. 消しゴム・書かない — 「書かない」にすると、触っても書かれません(画面を指しながら話すとき)
  3. 1 画戻す・全部消す
  4. 保存 — 書き込みがプレーに残り、次に開いたときと PDF に入ります
  5. 画像で送る — 書き込みごと 1 枚の画像にして送れます
  6. 配信 — 同じ部屋の選手の iPhone に、この画面を映します(次の節)
  7. 再生 — 動きを見せます。「割り当て」で守備の守る場所の表示を切り替えます
  8. 前後のプレー — 次のプレーへ移ります(配信中は選手の画面も一緒に変わります)

選手の iPhone への配信

選手の画面
選手の画面。コーチの書き込みと再生がそのまま映ります
  1. LIVE — コーチの画面を見ている印です

コーチ: 説明モードの「配信」→「選手の iPhone に配信する」を押すと、4 桁のコードが出ます。

選手: Playbook タブの「配信中のコーチに参加する」(Pro を購入済みの人は一覧の上の「説明を見る」)を押し、名前とコードを入れて参加します。

同じ部屋(Wi-Fi か Bluetooth が届く範囲)で使います。インターネットは使いません。同時に見られるのは 20 人くらいまでが目安です。選手は無料のまま参加できます。つながらないときはサポートをご覧ください。

プレイブックを作る(PDF)

描いたプレーをまとめて、表紙と目次つきの PDF にします。選手に送って予習してもらったり、印刷してファイルに綴じたりできます。

プレーを描いておく

隊形・ルート・コールを入れ、プレーの情報で「章」と「メモ(読み・注意点・合図)」を書いておきます。説明モードで書き込んで「保存」したものも入れられます。

一覧の「配る」→「プレイブックを送る」

中身を選ぶ(下の図)

プレビューで確かめて「PDF を作る」→「送る・印刷する」

AirDrop・LINE・メールで選手に送れます。PDF は iPhone・iPad・パソコンで開けます。

プレイブックの書き出し画面
プレイブックの書き出し画面
  1. 表紙 — 表題(例: PLAYBOOK 2026)とチーム名
  2. 載せるもの — 攻撃・守備、「章を選ぶ」で章ごとに(例: 今週はパスだけ)
  3. 並べ方(プレイブックの型) — 下の「並べ方を選ぶ」を参照。目次もこの並べ方になります
  4. レイアウト — 「1 ページに 1 プレー(説明用)」か「1 ページに 4 プレー(一覧・配布用)」
  5. 書き込み・メモ — 説明モードの書き込みと、プレーのメモを入れるかどうか
  6. プレビュー — 仕上がりが並びます。タップで拡大

並べ方を選ぶ

プレイブックの並べ方はチームによって違います。アメリカのチームの例を参考に、4 つの型から選べます。

プレーの種類ごとラン・パス・RPO・スクリーン…の章ごと。NFL などのプレイブック本体はこの形で、ランの型 → パス(クイック・ドロップバック・プレーアクション)→ スクリーンの順に覚えていきます
状況ごと
(ゲームプラン)
1st & 10・2nd & 中・3rd & 短・レッドゾーン・2 ミニッツなど、プレーの「使う状況」ごと。試合の週に配るゲームプランや、サイドラインのコールシートはこの形です。複数の状況に付いたプレーは、目次のそれぞれに載ります
隊形ごとコールの隊形(Doubles・Trips・Pistol など)ごと。同じ並びから何ができるかが一目で分かります。高校やフラッグフットボールでよく使われます
覚える週ごとプレーの「覚える週」ごと。キャンプやシーズン前に、少しずつ配って覚えてもらうとき

攻撃と守備の両方を載せるときは、目次の見出しが「攻撃|1st & 10」「守備|1st & 10」のように分かれます。

状況ごとの目次
状況ごと: 1st & 10・3rd & 中・レッドゾーン…の順に目次が並ぶ
隊形ごとの目次
隊形ごと: Doubles・Pistol・Trips…ごとに並ぶ

できあがりの例(プレーの種類ごと)

プレイブックの表紙と目次
1 ページ目: 表紙と目次(章ごとに番号・プレー名・ページ)
1 ページに 1 プレー
1 ページに 1 プレー: 大きな図と、読む順番・想定する守備・使う状況・メモ
1 ページに 4 プレー
1 ページに 4 プレー: 一覧・配布用(紙を減らせる)

Excel に書き出す

一覧の「配る」→「Excel に書き出す(.xlsx)」で、プレーの一覧を表にして送れます。スタッフとゲームプランを組むときや、チームの表に貼り付けるときに使います。Excel・Numbers・Google スプレッドシートで開けます。

Excel に書き出した表
攻撃のシート(1 行目は固定・並べ替えとフィルターができます)
攻撃・守備のシート1 プレー 1 行。番号(版 A〜D)・プレー名・コール・章・隊形・使う状況・覚える週・読む順番・想定する守備・メモ
状況別のシート状況ごとに 1 行ずつ(同じプレーが複数の状況に出ます)。フィルターで「3rd & 中」だけにすると、その状況の候補がすぐ並びます

コールシート

コールシートの例
コールシート(A4 横)。状況ごとに番号とコールが並び、□ は試合中のチェック用

試合中にサイドラインで持つ表です。一覧の「配る」→「コールシートを作る」。プレーの「使う状況」(最初の 15 プレー・3rd & 短・レッドゾーンなど)ごとに並びます(1 ページに 6 区分)。対戦相手と試合日を入れられます。リストバンドの版を選ぶと、その版の番号で並びます。

リストバンドを作る

リストバンドは、手首に着けるカード入れです。サイドラインから番号だけを伝え、選手は自分のカードでその番号のプレーを確かめます。言葉で長いコールを伝えるより速く、相手にも読まれにくくなります。

サイドライン 「24」 番号だけを呼ぶ・ボードで見せる 22 Outside Zone 24 Smash 25 Counter 26 Stick 選手は自分のカードで 24 を探す Smash 全員が同じプレーへ ハドルなしでも揃う

プレーに番号を付ける

プレーの画面の「# 番号」で 1 つずつ決めるか、次の画面の「番号の無いプレーに振る」でまとめて付けます。ランは 10〜39、パスは 40〜79、スペシャルは 80〜99 の範囲です。

一覧の「配る」→「リストバンドを作る」

版とカードの種類を選ぶ(下の図)

QB 用や全員が同じカードなら「全員共通」、ポジションごとに自分の動きだけを見せたいなら「ポジション別」。

プレビューで確かめて「PDF を作る」→ 印刷

印刷は 「実際のサイズ(100%)」で。「用紙に合わせる」にするとカードが小さくなり、リストバンドの窓に合いません。

点線で切り取って、リストバンドに入れる

カードは 4.5 × 2.5 インチ(約 11.4 × 6.4 cm。一般的な窓のサイズ)。雨の日はラミネートするか、防水の窓のリストバンドを使うと安心です。1 ページ目のコーチ用の一覧は、サイドラインで番号を呼ぶ人が持ちます。

リストバンドの画面
リストバンドの画面(マス目・色・状況ごとを選んだところ)
  1. 版 A〜D — 同じプレーに、版ごとに別の番号を振れます。A はプレーの画面で決めた番号、B〜D はこの画面で振ります。試合や週ごとに版を替えると、相手に番号を覚えられにくくなります。カードとコールシートには版の文字が入るので、どの版を着けているか一目で分かります
  2. 番号を振る — 番号の無いプレーにまとめて振ります。手で決めた番号はそのまま残ります。「番号を散らす」で、並びから推測されにくくなります
  3. カードの形 — 大きさ・呼び方・列の名前・カードの中の並び(下の表)。1 枚に何マス入り、窓が何枚になるかがすぐ下に出ます
  4. カードの種類 — 「全員共通」か「ポジション別」。ポジション別では、カードを作るポジション(X・Z・RB・OL など)を選びます
大きさ大人(4.5 × 2.5 インチ・1 枚 24 マス)/ユース(3.5 × 2.25 インチ・12 マス)/大きめ(4.75 × 3 インチ・30 マス)。お使いのリストバンドの窓に合わせて選びます
呼び方番号: 「24」のように呼ぶ。マス目: 列と行で「B3」「Red 3」のように呼ぶ(アメリカのチームでよく使われる形)。列の名前は、窓 2・窓 3 に続きます(窓 1 が A〜C なら窓 2 は D〜F)
列の名前マス目のとき、文字(A・B・C…)か色(Red・Blue・Green…)。色はカードの列の見出しにも色が付きます
カードの中の並び番号順か、状況ごとに区切る(1st & 10・3rd & 中・レッドゾーンなどの見出しの下に並ぶ)。状況ごとでは、プレーは「使う状況」の最初の 1 つの見出しに入ります

一般的なリストバンドは窓が 3 つで、窓 1 つにカード 1 枚を入れます。プレーが多いときは窓 2・窓 3 のカードに続きます(カードの右上に「窓 1/2」)。3 枚に入りきらないときは画面に知らせが出ます。「組数」は何人分作るかです。

全員共通のカードとポジション別のカード

全員共通のカード(マス目・色・状況ごと)
全員共通(QB 用): マス目で「Red 3」と呼ぶ。黒い帯は状況の見出し
Z のカード
ポジション別(Z)
RB のカード
ポジション別(RB)

同じマスは、どのカードでも同じプレーです。「Red 3」なら、QB のカードではコール、Z のカードでは Z のルート、RB のカードでは RB の動きが載っています。ポジション別のカードには、作図で描いた線(ルート・ブロック・モーション)が小さな図で入ります。点線はスクリメージライン、丸がスタートの位置です。OL のカードは 5 人分のブロックと、プロテクションのコールが入ります。線を描いておくほど、カードが役に立ちます。

もっと読まれにくくする

版を替える: 例えば「今週は版 B」と決め、選手は版 B のカード、コーチは版 B のコールシートを持ちます。次の試合は版 C に替えます。

ダミーの 1 つ: 「最初の 1 つをダミーにする」をオンにすると、サイドラインでは「7・24」「7・B3」のように呼び、選手は最初の 1 つを無視します。

Excel に書き出す

リストバンドの画面の「Excel に書き出す」で、一覧(呼び方 → コール)と、窓ごとのマス目(カードと同じ並び)のシートができます。コールシートの画面にも「Excel に書き出す」があり、状況ごとの一覧(使ったかのチェック欄つき)になります。

© 2026 Playbook